【第2条】将棋の性質と目的
- 第1項
- 将棋は、2人の対局者が「将棋盤」と呼ばれる長方形の盤上で交互に駒を動かして行うものである。先手番を持つ対局者が対局を開始する。
- 第2項
- 対局者とは、将棋盤の長方形のやや短い面を、平行に盤を挟んで向かい合う2人のことをいう。
- 第3項
- 対局とは、初手から終局までの間、指し手を進めることをいう。
- 第4項
- 対局の目的は、相手の玉将(玉)を相手よりも早く詰ますことである。この目的を達成した対局者は、対局に勝利したものとする。自身の玉を詰まされた対局者は、対局に負けたものとする。
- 第5項
- 詰みとは、次にどのように応対しても玉が取られてしまうことを防げない状態をいう。