Naked Cafe

横田創(小説家)

2018-01-01から1年間の記事一覧

小説家・横田創×本屋・竹田信弥トークイベント 文芸誌『しししし2号』刊行記念

東京・赤坂にある選書専門店「双子のライオン堂」の竹田信弥さんと文芸誌『しししし2 特集:ドストエフスキー』の刊行(新作発表)記念として来年、1月30日に二子玉川 蔦屋家電でトークイベントをします。竹田さんは、この雑誌に掲載された短篇「わたし…

わたしの娘

2019年1月25日発売の雑誌『しししし2 特集:ドストエフスキー』に短編小説を書きました。一部書店にて、年内の先行発売も予定しているそうです。この雑誌を編集・発行している東京・赤坂の書店(双子のライオン堂)で、今年の3月29日に行われた文…

深くて渡れそうに見えない川を、えいっと渡るために、伸ばしてもらう、手のように

noyurinote.hatenadiary.jp

大阪の街を全編モノクロで撮影、宮崎大祐が放つサスペンス「VIDEOPHOBIA」

natalie.mu

東野圭吾の「献身」ぶりを味わえる本

去年の秋ごろからずっと東野圭吾の小説ばかりを読んでいる。2008年ごろ、谷崎潤一郎の大正期のミステリ(『潤一郎ラビリンス〈8〉犯罪小説集』『潤一郎ラビリンス〈5〉少年の王国』)と、富岡多恵子の短篇小説(『仕かけのある静物』『冥土の家族』『動…

わたしの産んだ、3人めのこどもは、のゆり、という。

笑った顔がほんとーうに、天使だよね!と、色々な人に言われていた。月並みな言い方だし赤ちゃんとしてはそれは普通の現象だと知っている。それでも、そう言いたくなるくらい、のゆの笑顔には驚きがある。普段のかおとが無愛想とかつまらなそうとか怒ってる…

宮崎大祐監督特集

最新作『大和(カリフォルニア)』など、今世界が注目する若手日本人映画監督、宮崎大祐。彼が参加した、アジア4カ国の監督が織りなすオムニバス映画『5TO9』(出演:永瀬正敏 他)の公開を記念して、過去作を特集上映。 監督・脚本を担当した作品の中から、彼の…

“ひとり出版社”が丁寧に作った宝石箱。『落としもの』/八木寧子

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語りえない情動や喪失を言葉でとらえるために 〜閉塞感と暴力が支配するいま、深く読まれるべき一冊〜『落としもの』/内藤千珠子

第3351号 2018年05月19日 (土曜日)

朗読劇『リリーの魔法と好奇心について』

www.osakisayaka.com

<大波小波> 落としものはないですか

chuplus.jp

ジョルジュ・バタイユ『太陽肛門』酒井健/訳(景文館書店)

私も汚れたパロディなのだ——— バタイユ29歳、図書館司書。陽気で、破廉恥に生きたい 「病的な人間」だった頃。 太陽肛門 作者: ジョルジュバタイユ,Georges Bataille,酒井健 出版社/メーカー: 景文館書店 発売日: 2018/04/28 メディア: 単行本 この商品を含…

この町で、わたしはわたしを歌う 『大和(カリフォルニア)』/宮崎大祐監督

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大崎清夏×伊波真人/ことばのフライト、ことばの住みか 朗読とトーク&新刊サイン会

store.tsite.jp

傍流化したジャンルの再生へ

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レル[Rer]には街路がない

ユリイカ 2018年5月号 特集=アーシュラ・K・ル=グウィンの世界 ―1929?2018― 作者: 上橋菜穂子,萩原規子,清水真砂子,萩尾望都,伊藤比呂美 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2018/04/27 メディア: ムック この商品を含むブログを見る パートナーの死後、内側…

小説にとってはすべての言葉がなつかしく、映画にとってはどんな風景もなつかしい

なにかを見て思い出すのでも、思い出したいなにかがあるのでもなく、ただ「思い出す」という欲望だけが先に作動している。だから小説にとっては、すべての言葉がなつかしい。I Guess Everything Reminds You of Something=なにを見てもなにかを思い出す。こ…

ペルー、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、ブラジル、ニホン、ワカモノ/神里雄大

ペルー、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、ブラジル、ニホン、ワカモノ - ペルー | ウェブマガジン「あき地」 ところで、ぼくはふだん東京で演劇の作家として活動している。このところの数作は、南米などの各地での体験や、日系移民のことなどを取り上げ…

ハバナ日記/大崎清夏

いつも思うけど、旅先で、空港から宿泊先へ向かうときだけに感じる気持ちがある。もう着いてるのにまだ着いてない場所を眺めながら移動する、ふしぎな時間。ハバナなんだ、ここ、まじでハバナなんだ、ときょろきょろしながら驚いて、でもそのときに見ている…

『大和(カリフォルニア)』トークショー

4/13(金) 18:30の回上映後 K's cinema(新宿) 横田創(作家)× 宮崎大祐監督 www.ks-cinema.com

宮崎大祐監督/映画『大和(カリフォルニア)』 

ラップをしたいが語彙が足りない。圧倒的に足りない。言葉がすらすら出てこない。なら「言葉がすらすら出てこない」と歌えばいい。「語彙が圧倒的に足りない」と叫べばいい。人間がなにかを言うための道具としての言葉ではない言葉。言葉の純粋にしてその起…

わたしの産んだ、3人めのこどもは、のゆり、という。/こばやしあんぬ

タクシーの窓から、白くてぼんやりとした満月が見えた。今夜はブルームーンだと言っていたのに、まるではっきりしないおぼろな月だった。チューブの中の赤い血液をわたしはおもった。わたしのまぶたのうらにはずっと、一定の量のなみだがあって、病棟をうろ…

ついつい題名に惹かれる横田創の短編『残念な乳首』/松本泰尭

www.asahi.com

磯部涼×宮崎大祐 「極東の要所・大和と川崎とヒップホップ」 映画『大和(カリフォルニア)』公開記念

bookandbeer.com

横田創 × 山城むつみ トークイベント

peatix.com

『落としもの』の補助線2

ちょっと考えてみて欲しい。「あなたの内なる声で黙読される誰かの内言」と、「あなた自身の内言」とを区別することはできるだろうか? あなたはあの子たちのひとり語りを黙読する中で、あなた自身の内言と同じようにしてあの子たちの声を聞きはじめる。聞い…

メタモルフォーゼの縁側/鶴谷香央理

comic.webnewtype.com メタモルフォーゼの縁側(1) 作者: 鶴谷香央理 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/05/08 メディア: コミック この商品を含むブログを見る

大崎清夏「野蛮な魂に自信をもつ」

3/19(月)第20回 SYLP Meeting 大崎清夏「野蛮な魂に自信をもつ」開催のお知らせです – oblaat

小国貴司(BOOKS青いカバ)×竹田信弥(双子のライオン堂)

passmarket.yahoo.co.jp

イワシの味噌漬けと下仁田葱の蕎麦

今朝の蕎麦。スープのベースは白ごはん.comのうどんの汁(分量は2人分)。醤油を大さじ一杯足して蕎麦用にアレンジ。イワシはみりんで溶いた味噌をまぶしてジップロックの袋の中で3日くらい漬けたもの。ネギは下仁田葱を極薄な斜め切りにしたものです。メ…